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私の思う神話

 

身近にある神話と聞いて、私が最初に連想したのは英語の曜日のほとんどが『北欧神話』に由来しているということである。私は以前からこの事については知っていたが、今まで詳しく調べるきっかけが無かった。しかし、今回このような課題に取り組む機会があるので由来を詳しく調べていきたいと思う。

 まず、『北欧神話』とはキリスト教化される前のノース人の信仰に基づく神話であり、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランドおよびフェロー諸島に伝わっていたものの総称である。火曜日は主神オーディンの三番目の息子である北欧神話の軍神チュール(ティル)の日である。 [Tyr・チュール]が[Tiu・チュー]に変化して、 チュートン語で「何々」という意味をもつ[es・ズ]が付き火曜日になった。水曜日は北欧神話の主神オーディンの日である。 [Odinオーディン]が[Wendenウエンデン]に変化し、火曜日と同じように語尾に[es・ズ]が付き水曜日となった。木曜日は怪力の戦神・雷神で農耕神である北欧神話の雷神トールの日である。 [Thor・トール]に火曜日・水曜日と同じように語尾に[es・ズ]が付き木曜日となった。そして、金曜日は愛と美の女神とされるフレイヤの日の意味である。このように英語の曜日のほとんどが『北欧神話』に由来しているのである。

 今回このような課題に取り組むことで、普段はあまり意識していなくても、それが実は神話に関係しているというように私たちの身近には様々な神話が存在していることを確認することができた。今後日常生活のなかで、「実はこれは神話に関係しているのではないか。」という意識を持つだけでも、日常生活が面白く充実したものになるのではないかと私は思う。

 

kobayashi

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